2020駒澤大学(日東駒専)現役進学者の出身高校から高校偏差値の平均を算出
日東駒専の駒澤大学はどのレベルの高校からどのくらい現役で進学しているのか、考察してみた。
よく知恵袋などには、「日東駒専はどのくらいの高校から進学する人が多いのですか」といった疑問の声を見かけるので今回は2020年7月24日発行「週刊朝日」増刊号(毎日新聞出版」の現役進学者数の数値を参考として算出してみた。
前回調査の大学合格者の高校偏差値平均では何と64.0という高い数値となり、駒大に一般合格するのは至難の業だということがわかりました。
今回の調査は、合格したけど他の大学に進学したり、AO、推薦入試の進学者も含んでいるので、ある意味、駒大の学生の真の姿を計る調査といえるでしょう。
調査するにあたり、膨大な量を拾うのは大変なので、代表的な地区、関東の縮図ともいえる埼玉県から埼玉県公立高校普通科の偏差値を基準に抽出した。
私立高校はコースが多岐にわたり、一律の偏差値を出しにくいので除外している。
この表の見方としては高校名はサンプルとして、NO1からNO68までの公立高校を偏差値の高い順にならべ、その高校の駒澤大学への現役進学者数と偏差値×進学人数を計として併記したものである。
以上により、抽出作業したものが次の表である。
このデータを見るにあたっての注意点
①高校偏差値が低いところのデータがない。
表の53以下のデータはない。
一般合格の実績は前回調査により偏差値53以下の層は極わずかだが、推薦などの入試で一定数の進学者はいるものと思われるが、反映されていない。
②数値表示のない―(棒線)はゼロとは限らない。
調査不明や掲載されていない高校もあるので、―(棒線)表示がゼロとは限らない。
③一般合格者だけでなくAO、推薦入試も含んでいる。
以上を加味したうえで、参考程度にごらんいただきたい。
駒澤大への現役進学者高校偏差値平均は62.3
データを整理した結果、駒澤大学への進学者の平均偏差値もかなり高く難しいということがわかった。
現役進学者の平均偏差値が62.3ということは進学者の平均的レベルが学年のだいたい上位11.0%、9.1人に1人に入らなければとれない数字ということ。
これは言い換えると進学者の平均的学力が同学年の100人中11位あたりということになり、「駒澤大学に進学したら普通にすごい!」というレベルでしょう。
次に上の表を視覚的に見ていこう。
表は2020年度における駒澤大学への現役進学者の割合を示したものである。
駒澤大学の進学ボリュームゾーンは偏差値60~64である。
駒澤大学の合格者平均は64.0、現役進学者平均は62.3(-1.7)
知恵袋では誰でも簡単に進学できる大学として間違った認識を持つ人が多く存在しているが、以上のデータからもわかるように駒澤大学は簡単には進学できない大学であると思ったほうがいい。
※【出典】データ内の数値について:高校進学人数の欄は2020年7月24日発行「週刊朝日」増刊号(朝日新聞出版」の現役進学者数を参考としております。:また、偏差値は複数のサイトで公表している2019年のデータを参考としております。それをもとに独自に集計したデータです。