大学群ごとに分けてその実力を分析する
景気に左右されにくく、身分も保証され、安定した生活を送ることができると言われる公務員。
競争率の高い公務員試験を突破しなければ公務員になることができません。
公務員試験は学力勝負なので、どのレベルが実際強いのか、検証してみることとします。
今回は大学群ごとにどのよう成果を上げているのか、ということに着目してみました。
日東駒専がどのくらい合格しているのかも気になるところです。
大学群については、大学受験によく使われているグループに着目して選定した。
①東京一工(東京大・京都大・一橋大) 最難関国立四大学
②旧帝大学(東京大、京都大、阪大、名大、東北大、九大、北大)今回、東大・京大は東京一工と重複。 各地方のトップ大学群
③早慶上理(早大・慶大・上智大・東京理大) 私立トップ総合大
④金岡千広(金沢大・岡山大・千葉大・広島大) 国立上位総合大
⑤MARCH(明治大・青学大・立教大・中央大・法政大)私立上位総合大
⑥関関同立(関西大・関西学院大・同志社大・立命館大)私立上位総合大
⑦5S(埼玉大・新潟大・信州大・静岡大・滋賀大)国立中位総合大
⑧成成明学獨國武(成城大・成蹊大・明学大・獨協大・國学院大・武蔵大)私立中堅総合大)
⑨日東駒専 (日本大・東洋大・駒沢大・専修大)私立中堅総合大
⑩STARS(佐賀大・鳥取大・秋田大・琉球大・島根大)国立下位総合大
⑪産近甲龍(京産大・近畿大・甲南大・龍谷大)私立中堅総合大
⑫愛愛名中(愛知大・愛知学院大・名城大・中京大)私立中堅総合大
⑬大東亜帝国(大東大・東海大・亜大・帝京大・国士大)私立中堅下位総合大
⑭摂神追桃(摂南大・神戸学院大・追手門学院大・桃山学院大)私立中堅下位総合大
⑮4工大(芝浦工大・東京都市大・東京電機大・工学院大)理工系大
公務員はどの大学群が多いのか
上のグラフは大学群ごとに各公務員試験の合格人数を集計したものである。
採用試験の種類によって合格難易度は違うので、数が多い方が優秀だとは一概に言えませんが、身分も保証され、ある程度の学力も求められることから、公務員は世間一般では評価も高く信頼度も高いといえます。
15の大学グループの中で、上記に掲げる公務員の数が最も多かったのは旧帝大で2201人でした。次いでMARCHで、2133人、関関同立、金岡千広と続き、5番手で日東駒専が1588人でした。日東駒専は公務員でもなかなかの実績を残しております。
日東駒専の公務員内訳を分析
日東駒専の中では、日本大学だけでグループ内の過半数を占め、グループをけん引するかたちとなっている。
日本大学は、最関公務員資格である国家公務員総合職においても、二桁の合格者を出しており、他の公務員試験でもまんべんなく強さを発揮している。
他は東洋大313人専修大241人、駒沢大155人となっている。
日本大学における公務員の種類別内訳
東洋大学における公務員の種類別内訳
専修大学における公務員の種類別内訳
駒澤大学における公務員の種類別内訳