2020東海大学（大東亜帝国）合格者の出身高校から高校偏差値の平均を算出
大東亜帝国（大東文化大、東海大、亜細亜大、帝京大、国士舘大）の代表格、東海大学はどのレベルの高校からどのくらい合格しているのか考察してみた。
これまで日東駒専とマーチを先に算出してきたが、大東亜帝国（大東文化大・東海大・亜細亜大・帝京大・国士舘大）の一角である東海大ではいったいどのくらいの高校から合格する人が多いのか非常に興味深いので調査してみた。
このホームページは日東駒専のことを中心に書いていこうと思っているが、どんどん横道にそれてしまうが、勘弁してほしい。
これまで同様、すべて同じ条件下で調査しなければ意味をなさないので、これまでと全く同じ手法で算出した。
膨大な量を拾うのは大変なので、代表的な地区、関東の縮図ともいえる埼玉県から埼玉県公立高校普通科の偏差値を基準に抽出している。
私立高校はコースが多岐にわたり、一律の偏差値を出しにくいので除外している。
以上により、抽出作業したものが次の表である。
この表の見方としては高校名はサンプルとして、NO1からNO68までの公立高校を偏差値の高い順にならべ、その高校の東海大学への合格者数と偏差値×合格人数を計として併記したものである。
東海大学への合格者平均は高校偏差値では63.7
データを整理した数値で見る限り、印象としては予想以上の高レベルであり日東駒専とあまり変わらない結果となった。ここ数年で急激に難化したと言われいたが、数字で実証したかたちとなった。ボリューム層が65～69、次に多いのが60～64という傾向も日東駒専と同様だ。東海大学も進学校が中心であり合格するというのは簡単ではないことがわかった。
ちなみに偏差値64は合格者の平均的レベルが学年の上位8.08％、12.4人に1人という狭き門に入らなければとれない数字である。
次に上の表を視覚的に見ていこう。
ご覧のとおり東海大学に合格するのは普通の高校生（偏差値50）の場合は合格するのは難しいということがわかる。
偏差値54以下の高校は全合格者に占める割合がわずか5.5％にすぎない。
逆に偏差値70以上の合格者が16.9％を占める。
日東駒専の高校合格者平均偏差値が予想以上に高く、もはや難関大学と言える大学群だが東海大学も難関という感じだ。
これらの大学はみんな優秀だ。
※【出典】データ内の数値について：高校別合格人数の欄は2020年3月に毎日新聞出版「サンデー毎日4.12号」に掲載された数値を参考としています。また、偏差値は複数のサイトで公表している2019年のデータを参考としております。それをもとに独自に集計したデータです。